放射線と放射能
福島第一原発事故以来、放射線や放射能という単語を頻繁に耳にするようになったが、果たして放射線と放射能の違いを明確に理解できているだろうか?
まず放射線とは電磁波や粒子線のこと。それに対して放射能は放射線を発するための能力のことである。
更に言うと放射性物質とは放射性元素を含む物質の総称のことである。
なのですごく厳密に言うと「放射能漏れ」というのは誤用である。しかし一般的にその明確な差が浸透されていないので「放射能漏れ」という言葉でひとくくりにされている節があるようだ。
似たようなことで言えば「携帯をかける」というのよく考えたらおかしいはずである。
厳密には「携帯電話機から電話をかける」であろう。しかし携帯電話機のことは携帯と言えば通じるわけで、「携帯をかける」と言うだけで多くの人に意味は伝わる。
同じように「放射能漏れ」というのも「放射性物質が漏れた」や「放射線が洩れた」あるいは「放射性物質を含む水が洩れた」などを簡略化した言葉という認識でよいと思う。(時と場合により意味合いは異なる。)
なかなか違いを覚えるのは難しいかもしれないが、放射線と放射能の違い位は原発問題を考える上で一般常識として浸透してほしいものである。
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